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南海トラフ巨大地震いつ　 [地震]

南海トラフ巨大地震はいつ来るのでしょうか？

南海トラフというのは、東海地震、東南海地震、南海地震の震源域が重なる地域のこと。
東海地震の震源地は、静岡県（駿河湾）ですが、被害地域は関東まで含むので、関東以西のほとんどの地域が被害予想地域とされます。（東南海は愛知県沖から三重県沖、南海は四国沖）

過去の歴史を見ると、東海地震が起きると、その後に東南海、南海と連動するケースもあり、この南海トラフ全域で起こった場合の巨大地震は、それは凄まじいものとなると思います。おそらく世界最大規模になるでしょうね。

東海地震および東南海、南海地震というのは、おおむね１００年から１５０年の周期で起こっていますが、前回は１８５４年１２月２３日に起きた、安政東海地震でマグニチュード８．４の地震がそれ。ちなみに、この時には３２時間ごに南海地震が起きています。

この地震から、もうすでに１５８年がたっており、東海地震は明日来てもおかしくないんですよね。

２０１１年の東北の地震で、日本国民ならず全世界の人々が津波の恐ろしさを再認識したわけですが、南海トラフの地震による津波被害について、内閣府は、津波は広い範囲内で高さ２０メートル前後、最大は、高知県の３４メートル！との予想を立てています。

３０メートルのしぶきを上げ迫る大津波（福島）

東北とちがい、南海トラフ地域には、東京～名古屋～大阪という日本３大経済圏を抱えており、３つの地震が連動で来た場合、被害規模は計り知れません。

こんな地震が現実に来たら、どうなってしまうのか考えただけども恐ろしいですが、近い将来必ず来るというこの地震に対して、日頃から水や食料の備蓄、家族の安全を考えておいたほうがいいですね。